夢を見るヒト。

作品なんて言うのは大げさなんだけど、

自分が苦労してつくったものは

やはり多くの人に伝わってほしいと思うわけです。

ラフマニノフが音の絵という曲集を作ったように、

絵画的な音というか、

そういう世界を構築したかったのですが、

ある人はそれを客観的過ぎて

世界に入り込めないと言いました。

冷静に考えると、これは確かに的を射た感想だと思います。

僕はいつでも他人事のように主体のない

傍観者のような視点で世界を見ている気がします。

あるいは神様のような視点?

人間らしさの欠けた。



果てしない氷原を

凍えて進む人の群れを

じっと見下ろしていた

耳の聞こえない鳥のように



さあ撃ち抜け

私は傍観者



人間らしさねぇ。

ビビッドな感情。

恋愛感情なんてもう忘れてしまったな。

ホントに神様のように

博愛主義的に無難に人と接することしか

できなくなってしまった。

良くないことだ。

そういうわけで、精一杯の主観的表現を

試みてみたんだけど、

さて、どうかな?