ある朝スウプは。

を会社帰りに見てきました。
今日見ないともう終わっちゃうからね。
とても痛々しい話でした。
最近はほんわかしたのばっか見てたからな。
心を抉られるようで、痛かった。


「他人なんだね」


話の主題としては、
「結局人間は自分以外の人間と
 本質的に理解しあうことは不可能である」
ってことであって、
わりとその考え方に今まで僕も肯定的で
ある種の諦念を抱えて生きてきたんだけど、
パニック障害をきっかけに
主人公北川が社会的・人間的に閉じてゆく様は
かなり凄まじいものがあり、
こうしてまざまざとそのテーマを突きつけられると、
「そんなこと言ってちゃいけない」
なんて思ってしまいましたよ。


まぁなんにせよ、
とても心に突き刺さりました。
良い映画でした。