視力が悪いと・・・。

突然だが、僕は目がものすごく悪い。
中学生になった頃から急激に視力が落ち始め、
今では0.1なんて余裕でない。
いや、実際0.1も視力があればどんなにか幸せだろうと思いますよ。

目が悪くて何が困るって、
あらゆるものがゴキブリに見えることである。
糸くずを見ては慄き、紙くずを見ては慄き、
布団と布団の間のちょっと陰になってる部分を見ては
慄かなければならない。
運がいいのか悪いのか、それらしき対象物が視界に入ってしまったら、
まずは身をこわばらせながらも、
ターゲットが生物であるか否かを確かめる必要がある。
そーっと顔を近づけて確認する時の気分は、
なんとも言えないものである。っていうか無心?
そしてそれがたまに本当にゴキブリだったりするから、
またその後、落ちているボタンを見て慄くことになる。

まぁ、大抵はただのゴミなんだけどね、油断は禁物である。
以前、台所の流しの中に黒い影を発見した時なぞ、
イカの種かなんかだろうと思って
確認作業を怠ってしまったことがあり、
それで思いっきり無防備な状態で蛇口をひねったその瞬間、
すごいスピードでさささっと影が動いた時には相当びびったものである。

空飛ぶゴキブリもまったくいやらしい。
普段から飛んでるわけじゃなし、
羽なんて退化してしまえっと憤慨したくなるのも無理はないだろう。
昔、家の電気の上にゴキブリが陣取ったとき、
様子を見ようと椅子を持ってきて椅子の上に立つやいなや、
巨大なゴキブリが何を察知したのか、
突如羽を羽ばたかせてこっちに突進してきたことがある。
あれはマジで怖かったなぁ。

あと、目が悪くて困るのは、裸眼では足の爪が切れないことですかね。
あぁ、目がよくなりたい。
世の眼科医に頑張ってもらって、
目がよくなる方法を開発してもらいたいもんです。