ミモザ

建樹氏のニューシングルのタイトルは
『ヘキサムーン』と言います。
僕はシングル買わない派なので、買ってないんだけど、
これはなかなか変な歌です。

どう変なのかと言いますとですね、
この曲は今までになくポップな曲なのですが、
歌詞に「気持ち悪い」という言葉がいっぱい出てくるのです。
何をそんなに気持ち悪がってるのかというと、
「同じ態度 同じ考え方 気持ち悪いよ」とかなんとか
なんともまぁぶっとんだ言葉で
人間の多様性を歌っているわけですな。
それにしても、かつて「気持ち悪い」と連呼する
ポップソングがあったでしょうかね。
なんか非常にとらえどころのないような
わけのわからん不思議な歌です。

そもそも何がヘキサムーンなのか。
ヘキサというのは英語で6を表す接頭辞で、
ヘキサムーンとはつまり、六角形の月という意味であります。
「月の形が僕には丸く見えるけど、君は六角形だと言う」
とかなんとかいって上記の気持ち悪いにつながるのですが、
なんとも強引な展開と、だいたいなんで六角形なのか
さっぱりわからないあたりが面白いです。

一番好きなSweet Rendez-vousという曲でも
「俺は神秘の形じゃ眠らない」とか
意味不明な歌詞が連呼されるのですが、
いやはやホントに変な歌です。

だから何だといわれても困るけど。
こういうなんか知らんけど気になる曲が
作りたいと思う今日この頃です。