ブルーの構図のブルース。

今日で7月もおしまい。いやー、まいったまいった。
8月に突入ですよ。暑い。早い。まずい。

そして、レンタルしてたPICNICをようやく今日見ました。
何が言いたいのかとか、よくわかんないけどさ、
この種の映像は、すごく来る。何だろね一体。
才能ってのはこういうことを言うのかね。

どういう話なのかというとですね、一応説明すると
ココとツムジとサトルが塀の上をずっと歩いていって、
地球が滅亡するところを見に行くのですが、
さて、3人がそれぞれ最後に見たものはなんだったのか
っちゅーような話です。

1時間ぐらいの短い映画でして、
ドキドキもワクワクも全くありませんが、
鳥肌立ったり、じーんとしたりします。
賛美歌をつぶやくように歌うシーンがあるんだけど、
なんかよかったです。賛美歌。

Jesus Christ Jesus Christ
Ever lasting grace I see

とかなんとか呟く。
これって有名な歌なんでしょうか。よく知らんけど。
いい歌だなと思った。

月刊カドカワという雑誌があった頃、
岩井俊二のインタビューとか読んでて。
今探したらありました。1995年9月号。
PICNICとundoの話が載ってる号。
浅野忠信のインタビューも載ってら。
「僕は今22歳ですが、子供も生まれてすごく楽しい」
とか言ってます。

こうやって昔の記憶を引っ張り出してきたときに、
その記憶の中の人の年齢を
自分が追い越していくという事実が
不思議でしょうがない。
自分よりもずっと大人だと思ってた人が、
ふと思い返すと年下になってたりするの。

漫画とかさ。よくあるよね。
めぞん一刻とか読んでたころって
大学生だの就職浪人だの、
もう想像つかない遥か彼方の出来事だと思ってたのに、
いつの間にか同じステージに立ってる。
そういうのが、いちいち不思議で仕方がない。