ライブ。

binspark


やってる間は楽しくて楽しくて
サイコーな気分だったのですが、
終わったあと冷静になると激鬱なのでした。
ああ、難しい。
必ず問題になるのはモニターの話で、
各人にとっての適切なモニターバランスが
各人に提供されるのがベストなのだけど、
なかなか我々の場合うまくはいかない。
立ち位置と楽器が頻繁に変わることと
やってる音楽の編成・内容的に、モニターのミックス自体を
フェーダーフォローしないと
なかなか適正レベルを保っていられないという
2つの要因があるかと思われます。
まあ最終的にはメインアウトさえ
きちんとミックスしてもらえれば、
問題はないんだろうけど、ねえ?
難しい。
ホントは全部自分でやりたいぐらい。
卓の回路図見せて、とはさすがに言えないけど
具体的に信号の流れがどうなってるのかわかんないから
ああしてこうしてって言いづらいんだよな。
結局初めて自分たちの音聞く人に
全てを委ねなきゃならんわけで、
ライブってそういうもんだから
考え方を変えてとにかく楽しく楽しくってほうが
よいんじゃないかと思ったりする。
整合性を求めるならばもっと厳密なリハが必要じゃない?
完璧さや綿密な音作りはレコーディングで
自分達の納得いくように自分達でやればいい。
とはいえ、楽しくやるにはやはりある程度の
よいモニターが必要であるし、
考えはぐるぐると回ってしまう。
でも、今日はホントにホントに楽しかったんだよ。
録ったMD聞こうなんて思い付かないぐらいに。
この感覚はとても大事だと思うし、
このために自分はライブやりたいのです。
しかし、その感覚を全く共有できてないのが
異常に寂しく、とても憂鬱になってしまった。
てゆーか僕ひとりが暴走してるだけで
ただ和を乱してるだけということに気付き、
何者だよ、俺って感じで
もう言葉が一言も出てこなかった。
ごめんね。