ドイツ語音名や移調楽器についての考察。

前の日記で錯綜くんが

ドイツ文学専攻だったというコメントをくれて、

自分のわかるドイツ語について

一瞬考えてみたのですが、

まっさきに思いついたのはやはり音名。

まぁ普段バンドとかやってる人は

コードとか英語音名でいうと思うんですよ。



Em、C、G、B

(暮れる街なみ宵の灯りは)

とかさ。



で、別にこれで何の問題もないんだけども、

英語音名だと#や♭がいっぱいついたとき

発音するのがめんどくさいという欠点があります。

そこでドイツ語音名なわけですよ。

エフシャープ・エフシャープ・ジーシャープ・イーフラット

なんて言うの大変だけど、

フィス・フィス・ギス・エス

で済むわけなんですよ。

普段使わない人も、是非使ってみてください。

便利なので。



それと、サックスやクラリネットなど

移調楽器の奏者にとっては

イタリア語音名(ドレミ)が記音、

ドイツ語音名が実音を表すことが多いので、

区別をつけるために必須だったりします。



そういえば、僕が持ってたクラリネット

某氏に寄贈したのだけど、

やはり移調楽器になかなか慣れないみたい。

何にも押さないのがソでFだよ

とか言っても、

ソはGだろ、みたいな。



実音なんてわかんなくても楽器は吹けるけど、

バンドとかでセッションするには

実音読み書きできないと困るからなぁ。

でも、なんでわざわざ

記音と実音をずらすのかと質問されて

答えられなかった・・・。

そういえばなんでなんだろう。