ソノリテ。

僕はストイックではないかもしれないけど、

楽器を愛してるから

やはり音の響きについては考えます。



エレクトリックな楽器が多く使われる

いわゆる普通のロックバンドでは

その性質上どうしてもソノリテという観点よりも

テクニカルな面に視点が向きがちですが、

「楽器をよく鳴らす、美しく響かせる」という

根本的なことこそ

練習しなければならないと思うのです。



そういうのを直接的には必要としない音楽も

確かにあるのですが、

まずはちゃんと楽器を響かせられた上で

そこから色々な枠組みを

外していくべきなんだろうな、と。



最近自分でサックスを吹いていて

ああ我ながら汚い音だなーと

しみじみ思ったりします。

もう何年もまともに練習はしてませんから。

要はなんというか、

録音を聞くと落ち込むということです。

やれやれ。



kakadoのライブではアコースティックってことで

個人的には美しい響きを追求したいのです。

でもさー、もうロングトーンとか

のんびりできる環境ってないんだよね。

スタジオでそんなことやってる時間ないし。

楽器の音を作るのは大変です。

困ってしまう。