雲と行動学。

むはははは。
今日はちょっとおもろい物を押入れから発掘してしまった。
その名も「ピアノで歌うよい子のアニメーション曲集」。
人気アニメの主題歌、挿入歌をやさしいピアノソロで。
昭和61年9月20日発行(注:当時7歳)。
表紙の絵が微かに記憶に残ってるんだけど、
僕は相当これを弾きこんでたっぽいです。
はずかしー。(^_^;)
なーんか見てみると、すっげー指使いとか
自分で書き込んであんの。

特に僕が気に入ってたのは
見る限りどうやらスプーンおばさんの歌らしく、
書き込み量もダントツ最多。
懐かしくなって弾いてみました。
いやー、結構いい曲じゃないですか。
歌詞もねー、結構いいんだわ。
「追えば追うほど遠ざかるのが
 夢なんだよと諭されながら」とかいって。
当時の自分のボキャブラリーに
「さとす」という動詞があったとは思えないけれど。
意味もわからず歌ってたんだろーなー。
あと、なんちゃってコードが複雑だったり。
僕のポップスにおける和音の感覚は
実はこれによって基盤ができたのかも。

次にお気に入りだったのは、
オバケのQ太郎のエンディングテーマ
「Believe Me」みたいです。
これはすごい覚えてて、そーねー、
中村一義がまるさんかくしかくをカバーしたように、
僕もこの曲カバーしてみたいなーとか
バカなこと思ってしまいました。

あと、子猫物語。これは当時弾いてて、
なんかよくわからない難しい曲だと思ってたのを思い出しました。
そしたら、作詞が大貫妙子で作曲が坂本龍一だったよー。
この楽譜、子供用に超易しくアレンジしてあるから、
どーにもこーにも教授の真意からは程遠いものになってて、
楽譜どおりに弾いてしまうと
あまりに和声に乏しくて確かによくわからん。
今日コードを見てみて、初めてどういう曲なのかわかった。
15年の時を経て。うーん、成長したなぁ。感動。

それにしても、僕はいつコードネームを覚えたのか。
まったく記憶にないや。