水の味。

今日は航のライブに行ってきました。
聞くたびに違う印象を受けるのね。それが面白い。
前回聞いたとき、彼女のやる音楽は音楽ではなく、
「音」に近いというような感想を持ったんですね、僕は。
何か、とても自分の中で自己完結していて、
完成されすぎているっていうか、
もうそこに他人の音楽の入る余地がないっていうか。
誰か他の人と一緒にやったら、邪魔になってしまう感じ。
音楽っていうのはさ、やっぱそれ自体に強く人間が出てしまうから、
航の世界観を表出するのに邪魔になる、という印象だったのです。
さらに広げられる可能性としては、「音」だろうと。
音楽ではなく、旋律ではなく、例えば雨、風、鳥、空気の音。
そういった自然音。
そういうのと一体になれる気がしたの。
だから、音楽よりも音に近いって思ったのでした。

でも、今日のライブはとても音楽音楽していて、
バンドでもできるような、入る余地のある、
そういう感じがしたのです。不思議。
なんていうのかな、前回が原料をどんっと生で出してたのが、
今日は原料を加工して、食品として出してる感じ。
んー、なんか違うかな・・・、
そう、すごく体裁が整っているという印象があったな。
生肉だったらみんな食べれないけど、
ステーキだったらみんな食べれるよみたいな。
んー、これも違うような・・・。
よくわかんないけど。
とにかく、楽器で合わせたいなと思ったねぇ。
ソプラノ買ったらストリートやろーねー。

友達と話せて楽しかった。
タワレコでmashとchoro azulのアルバム買った。
いい一日。